2009/11/09

パワープロファイルの計算結果 衝撃の事実

昨日のFTP測定の結果をながめつつ、パワーゾーンを計算してみました。


FTPが223Wということなので、
- Zone 1 アクティブリカバリー(<55%)
-- <123W
- Zone 2 エンデュランス(56-75%)
-- 125-167W
- Zone 3 テンポ(76-90%)
-- 169-201W
- Zone 4 LT(91-105%)
-- 203-234W
- Zone 5 VO2MAX(106-120%)
-- 236-268W
- Zone 6 無酸素(121-150%)
-- 270-335W


Edge 705 にFTPをちゃんと入れたら、ちゃんとパワーゾーンの計算してくれました。
で、LSDだと思っていた、100-120Wは、実はアクティブリカバリーレベルでした。。。
ちゃんと計測するのってダイジデスネ。


**パワープロファイル
ちゃんとしたFTP値が出たところで、自分の特性を調べるべく、パワープロファイルの計算をしてみました。


パワープロファイルは、5秒、1分、5分、FTPのそれぞれのパワーを体重で割り、それをパワープロファイル算出表と見比べることで、自分のレベルがどのくらいかがわかるというものです。
詳しい表が見たい人は、「Training and Racing with A Power Meter」という本を購入してみてください。


体重は、今朝計った59kgで計算します。
5s、1mの過去の記録で最高値を探したところ、四日市のレースデータが最高値でした。たぶん一番ちゃんとスプリントっぽいことが出来たのが、これしかなかったというのもあるかもです。
5m、FTPは、昨日のFTP測定の記録が最高値でした。


**パワープロファイル結果
- 5s 785W 13.30
-- 41位 カテゴリー5(見込みあり)の真ん中
- 1m 347W 5.88
-- 50位 一般人の下から3個目orz
- 5m 266W 4.51
-- 31位 カテゴリー3(なかなかよい)の一番下
- FTP 223W 3.78
-- 31位 カテゴリー3(なかなかよい)の一番下


順位は、1位が世界最高レベルで、52位がトレーニングをしていない一般人の最低レベル。


結果は、明らかな右肩上がりで、TTerとか耐久系。わかっていたことですがスプリント能力はあまり無いと思います。
それよりもショックなのが、1分の結果が一般人、しかも一般人の下の方ですorz


思えば、こーいう練習したことないので、当たり前といえば当たり前の結果かもしれませんが、これを踏まえて各レースを思い出すと、1〜3分ほどの登り坂で集団からちぎられるorついて行けたとしても、いっぱいいっぱいでその後レースに関われなくなる。といった感じなのではないかと思いました。


**なんてことを話していたら
IRCのbicycleチャンネルで、こんな話をしていたら、どの項目に重点を置いてトレーニングしていくかということになり、まるで、RPGのジョブポイントっぽいなーと思いました。
剣士になるか魔導師になるか、みたいな。
魔導師だとしても白魔導師、黒魔導師あるし、両方目指したら賢者になれなくて青魔導師なんて中途半端になったりとかw


もしくは、育成ゲームですかね。
でも、うまく育たなかったからリセットボタンをぽちとか出来ないので、うまくポイント割り振って育てていこうと思います。
自分育成ゲームですかねw

2009/11/08

FTP測定してみた

今日、JCRCのポイントが付く実質最終戦の「ツールドジャパン第5戦西湖stage兼JCRC11戦」へ参加してきました。
結果は、E2クラスで、集団ゴールで24位というしょっぱい結果でした。


帰りの道中で [http://mitsukuni.org/:title=keyさん]と、どうすれば勝てるか、どういう練習を冬の間にすればいいのかとかいろいろ話をしていて、やっぱりPowerTapを使用してパワーに基づく練習をするからには、自分の現状の力を表すFTP値が無いと計画がたてられません。
それまでの実測値だと、JCRC塩原ヒルクライムとかで20分で219W。
20分平均の95%なので、FTP208Wということになる。話をしていて、もっとあるのではないかと言われ、でもFTP測定の明らかにつらいメニューを前にやるべきかどうするべきかと迷っていたのだが、せっかくなのでやってみることにした。


しかも、負けた直後でモチベーションMAXなので、明日に回すよりも今すぐやった方が、20分間がんばれるような気がした。


** FTP測定メニュー
Training and Racing with A Power Meter に載っている(正確には訳してくださっている日本語を)基にやってみた。

- 1) 20 分 のウォームアップ。楽なペースで走る。目安は最大心泊の 65% 程度。
- 2) 1 分の高速回転 (100 rpm) と 1 分の休息を 3 セット 繰り返す。以降「休息」は最大心泊の 65%
程度を目安に楽なペースで走ることを指す。
- 3) 3 分の休息。これでウォームアップ終了。計測開始。
- 4) 5 分の全力走。ただし 途中でタレないように最初は心持ちゆるめに。最後の 45 秒は死ぬ気で。
- 5) 10 分の休息。
- 6) (1 分の全力走 + 5 分の休息) × 2 セット
- 7) (20 秒の全力スプリント + 3 分の休息) × 3 セット
- 8) 10 分の休息。
- 9) 20 分の全力走。ただし 途中でタレないように最初の 2 分は心持ちゆるめに。最後の 3 分は死ぬ
気で。
- 10) 15 分のクールダウン。


もーなんか見るからにつらそうだ。もっとも、自分の限界を知るためなのでつらいのは当たり前。


測定環境は、以下のとおり。
- ギヤ フロント50-34 リヤ11-23
- 3本ローラー 負荷装置あり(負荷1)


**FTP結果
結果は、20分平均出力 235W。
つまり、FTP223Wでした。


でも、実際にログを見ると、もっと出せたような気がする。


**測定ログ
アップ・レストなどを含めた全体のログ
FTP測定

20分間のログ
FTP測定 メイン20分間

FTP測定 PF/PV Plot


**測定してみて
- こんなにローラー乗ったの初めて(いままでの最長が50分だった)
- このアップをレース前にした方がいいのかもしれない
-- 体がじんわり温まって、いい感じになるのがよくわかった
-- レースにはローラー持ってかないとか
- 5分全力走はどのくらいで走ればたれないで走れるのかわからなかったから低めに入った
- ローラーだとインナーからアウターにかけるのがうまくいかない
-- レストだとインナー 34のリヤ18Tぐらいがちょうどいいのだが、素早くアウターにギヤをかけられない
-- 後半の短いレストは、50-23Tでケイデンスをさげてレストにした
- 1分全力は、50-11Tでケイデンス120rpmとか。で落車しそうになった
-- 動揺して休憩時間を間違えている ログをみると5分も休んでない> 6) (1 分の全力走 + 5 分の休息) × 2 セット
-- 2回目以降は少し落としている
-- 全力走に負荷1ではギヤor負荷が足りない
-- 3本なので走行中に負荷を変えられない どうするのがいいのかな?
- 20秒全力も一緒。全力になってない
-- そもそも20秒全力ってダンシングで?(3本でダンシングとか無理です。。)
- (7)が終わった時点で自転車降りて水分補給した
-- 普段そんなに長くローラー乗らないのでボトルを用意していない
-- 走りながらボトルから水分補給とか無理 落車する
- 20分はどのくらいで保てるのかわからなかったので少し抑えめで入った
-- avg230Wぐらいを目標にしたのだが、逆にそれに縛られている?
- ケイデンスで稼いでいる感じ
-- 疲れてきたときに、気づくと足を引き上げてペダルが一番上にくるところを超えさえるようなイメージになっていた
- 12分目ぐらいで、ケイデンスを呼吸的に保てなくなったのでギヤを1枚あげた
- 最後1分はギヤをもう1枚あげた
-- なんかふらふらだったはずが意外に踏めてしまい、ケイデンスがあがり、残り10秒ほどで落車orz
- もうちょっとはじめから踏んでも大丈夫だったかもしれないという感覚が残る
-- ギヤの選択ミスか?
-- でも、8-17分ぐらいは本当につらかった気がしたのに
- 20分間より最後の15分のダウンがつらかった。。
-- すぐにでも自転車を止めて降りたかったw しかも音楽を聴いていたMacBookも電池切れをし、忍耐の残り5分
-- ユニクロのボクサーパンツで乗っていたのでお尻が痛くなった ローラーでもパッド入り大事
- 今まで過去に乗ったローラーの中で一番つらかった(あたりまえか)


**というわけで。
これからはFTP223Wということでメニュー組んでみようと思います。
そもそも、5分、20分とかで、どのくらいで出し切れるかなどの感覚が自分の中に無いというのがよくわかりました。
自転車に乗り始めた頃の感覚で早めにあきらめてしまっているのか、自分に甘くあきらめが早いのか。
どちらにしても、今の実力と感覚値のずれがあるな。とは思いました。


しばらく、このFTPで練習して、もう一度計測をしてみたいと思います。
(つらいので、モチベーションMAXな時にでもw)


**余談
じつは、このあたりに刺激をうけたというのもあったりします。
[http://ag749s.exblog.jp/12141018/:title=agのダラダラRoadbike : FTP計測]
刺激を受ける仲間が周りにいるのはいいことですね!


**さらに
レース後にこんだけ余力残っているなら、レース中に踏んどけよ!
と、記事を読み返して思った orz