2009/06/29

すばらしき2日間 三宅島のロードレース - 2日目


三宅島の2日目

1日目はこちら


1日目の夜は、軽く独りでビールを飲んで、早々に寝ました。

2日目は、朝早いので、5時台に起きて、朝食を食べ、大会本部の阿古小学校へ。


レース前に試走 チームTT


レース前に体育館前で軽く話を聞いてから、1周の試走をして、レースが順次スタート。


最初は、チームTT。

いろいろなチームが出る中で、昨日のヒルクライムTTで優勝した波田さんのいる、「ニコリンエスプレッソ」がすごいスピードで駆け抜けていく。


クラスレース


チームTT後に、すぐにクラスレースがスタート。私はFクラス。


18人という、他のレースに比べれば少ない人数だが、スタート直後からスピードがあがり、気がつけば8人ぐらいになっていました。


1周目が終わり、スタート地点前のきつい坂に戻ってきたときに、誰かが「チェーン外れたー!」という悲鳴が。

その直後、私もギヤチェンジしたところで足から抵抗がなくなる!

内側へチェーンが落ちてしまった。思わず「おれもー!!」と叫んでしまう。

チェーンが落ちてもあまり慌てずに、すぐにディレイラーを操作しまたチェーンをかけることは出来たが、少し遅れ気味になってしまう。。


がんばって踏んで、先頭集団に追いつく。

気がつくと6人になってました。先ほどチェーンが落ちてしまった方も集団にいました。


そこで、少し話をして、誰かが「これで全員入賞ですねー」と。

「追いつかれない程度に回していきましょー」とかとか。


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(スタート地点直前の坂)


ダンシングは苦手ですぐに足に疲れがたまってしまうような感じなので、ハンドルのバーの部分に手をかけて、ひたすらシッティングでくるくる回すことに専念していました。


たぶん、前日のヒルクライムTTの順位でもわかっていたが、自分が一番実力が低いはず。

でも、先頭を走っていた方が「誰も先頭引かねーのかよ(怒)」みたいなことを聞いて、一番実力が無いくせに先頭まで出てしまいました。


2周目の上り坂もなんとか先頭についてスタート地点を越えたところで、アウター(前の重いギヤ)に入れようとしたところで、ギヤがかからず、足元からは無情にもカリカリという音が。。。

ギヤがかからない、と焦る間に、周りはどんどんギヤを上げてスピードがあがり、見る間に離れていく。


なんとかギヤがあがって追いかけだしたときにはすでに少し差が開いていて、スタート後のヘアピンを抜けて軽い登りをダンシングでがんばったが追いつけず、そのまま下りの区間に。

結局追いつけずに2・3個カーブを抜けただけで前はいずこへ。という感じに。。。


3周目最後の登りは独りで登り、ひたすらがしがし踏むが、タレてきて明らかにスピードも鈍っているし追いつけるわけがない。

ただ、6位に入っているのはわかっていたので、後ろを気にしつつ残りの1周を出来るだけがんばりました。


最終的には、前とも後ろとも1分差という単独6位でした。


できれば、集団に最後の周までついていって。とか思っていたが、これが今の実力ということなのでしょう。

ディレイラーのトラブルがなくてもついて行けたとは思えないので、あきらめもつきました。

ただ、人数が少なくて棚ぼたな気もしますが、6位入賞というのは大きいです。正式なリザルトが出るまで、もし7位とかだったらどうしようとドキドキでした。


他のクラスの応援


今までの1~3戦とは大きく違うのが、この後の応援でした。

今回のコースは、スタート地点直前に山場の坂があるので、そこで応援をしました。

チームウゴーレーシングの方が、でっかい声で通過する選手の名前や年齢を呼びかけて、みんなで知らない選手でも名前を呼びかけて応援するという、不思議な雰囲気に。

特に、集団からちぎられてしまい、一人旅になった選手への応援は面白かったです。

すでにビールを調達してきて、赤い顔で応援していましたw

私は小銭がなくて飲めなかったのですが。。。


表彰式 集合写真


そして、正式なリザルトも出て、無事入賞していました!

学生時代から運動が苦手で、徒競走にしても校内なんちゃら大会でも、運動で表彰されるという経験がなく、マラソンなども、基本的には自分のタイムとの挑戦なので、Fクラス(S,A-Fでカテゴリで一番下)といえども、とてもうれしかったです。

できればお立ち台に登りたかった><

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宿から桟橋へ 船上での打ち上げ


全て終わってから、宿に戻り荷物をまとめ、桟橋へのバスがあるとのことでしたが、距離で言うと15kmほどなので、荷物をしょって自走で景色を見ながらのんびりと移動しました。

着いてすぐにバスもきて船を待つ。


船が着いて乗船してから、出港時に、よく映画で見るような、紙テープをつかった出港の別れ。みたいなことを体験しました。

不思議な感覚で、また来たいと強く思いました。


出航後に、船の一番上の甲板で、お酒やらつまみを持ち寄り打ち上げの宴会に。

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お昼を軽くしか食べてなかったので、空腹にビールやら焼酎やらをたらふく飲んでしまい、やばかったです。。。

気がつくと家でした。


初対面の方々の前で醜態をさらしてしまっていないか不安です。。。。。



最後に


今回の三宅島では、天才カーボンさんに声をかけていただいて本当に楽しい2日間になりました。

あの出会いが無ければ、こんなにも楽しめなかったかもしれません。


また、応援の時のウゴーレーシングの方。あの応援で、本当に心の底から楽しめました。

来年は三宅島1周コースを実現したいという村長の言葉がありましたが、逆にあの応援のおもしろさは無くなるなーとか思いました。


この三宅島の次のレースにあたる、「ひたちなか」は富士国際ヒルクライムに出たので、参加できませんでしたが、次の群馬やToJの四日市で、また三宅島でお会いした方々と会えるのが楽しみです。

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