2014/01/26

脚力に開きがある人たちで練習会に参加するということ

チーム練に参加してきました。

私が所属しているチームは冬の練習会では、チームカーがサポートも出てくれるので、峠の上での補給や、脚力に自信の無い人は山までチームカーで移動、といったことができます。

3年ぐらい前、自転車はじめてから1,2年目の自分にとって、とても強い人選手がたくさんいました。
もちろん、競技志向ではないサイクリングな人もいたし、中高生もいました。
競技志向の選手が多いと、行き帰りも速い組と遅い組に分かれて、速い組はけっこうな巡航速度で練習していました。

もちろん、遅い組をちゃんと見れる人がいる前提が必要です。
速い組から切れて遅れても、自己責任でがんばって。という感じでした。

時は流れて今年は、チームとして実業団トップカテゴリへの登録は無くなりました。
それに伴い、力があって上を目指したい選手は他のチームに移籍していきました。
若干の寂しさはあるけどしょうがないです。

若い選手育成がチームのメインになり、中高生が多くなりました。今回のチーム練では小学6年生の子もいました。
学生の場合、切れたから自己責任で。というわけにはいきません。少なくとも一緒に走っている大人として責任があると考えています。

そうなると、行き帰りはある程度の速度で走り、山で個人の脚力に合わせて練習する形になります。
もとからそのような練習会方式でしたが、さらに行き帰りの雰囲気が変わってきたように感じます。

なぜ、こんなことをつらつら考えなおしているかというと、追い風の帰り道に、途中合流した強い選手から「追い風なのに遅いよー」と言われたからでした。
周りを考えなければ、自分もかっ飛んで行った方が楽しいですが、チームの状況が(特に今回は大人が少なめで)そうもいかなくなっているんだよ。と思ったのでした。

複数人で練習する時って、脚力がある程度揃っていて、できれば自分よりちょっと上ぐらいの方が楽しいけど、遅い人と走る時の練習方法もあります。

平坦だったら、ギヤを軽くしてケイデンス上げて回転で走るとか、山だったらギヤを重くしてとか。
監督は選手時代、他の選手に合わせて正丸峠などをアウタートップで登っていたそうです。

ある程度走れるようになってきたという手応があるからこそ、周りが以前よりはもう少し見えるようになってきました。
ついでに、考えても意味ないことだけど、3年前の当時に、今ぐらい走れるようになっていたらなぁ。と思わずにいられません。
移籍するような選手以外にも、競技としてのレースを離れてしまったかつて目標としていた周りの友だちとも、いまなら一緒に競えたかもしれないという気がします。。。

所詮趣味なので、競技としてのレースだけが全てではないのは重々承知しているですけどね。

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