2010/7/11の日曜日にグループライド練習会に参加してきました。
- 関連URL
-- [http://d.hatena.ne.jp/groupriding/20100615/1276608445]
-- [http://d.hatena.ne.jp/groupriding/20100711/1278852840]
第5回目になり、講師側も慣れてきたというのと、参加者と講師役の人との人数バランスなど、これまでの反省を活かしてきていて、うまくいっていたのではないかと思います。
今回は初の試みとして、初心者グループを作成していました。
集団走行やレースの経験者とそうでない人を振り分けて、A,Bの2つのグループにわけ、さらに初心者グループの3つのグループで大井ふ頭を周回してきました。
私は、まずはAグループにくっついて後ろから撮影。質問に答えたりしつつ周回をしました。
1周目は、26km/hぐらいのスピードでゆっくり走る。途中から少しスピードをあげつつ、先頭交代をし、2周目ぐらいから、ローテーションで下がっていく人の肩を軽く触る練習。これをすることで、ローテーションの2列がより近く、コンパクトにできるようになるための練習です。
途中で、Aグループを離れ、後続のBグループを待つ。
Bグループもすでにタッチローテーションに入っていました。
並走したりしてその様子を撮影。
途中、道が荒れている個所でがたがたがたっと振動を受けて気がつくと、ハンドルバーいつけたカメラが消えていました。落としてしまいました。。。
Uターンして拾いに行くと、カメラに「SOS」という表示が。
ハンドルと付けているアームが折れてしまったので、Bグループの映像は少し短いです。
** 軽くまとめ
***さいしょに集団走行、公道で走る上で大事なこと
- 周りに自分の意思を伝えるのが大事 手信号はその手段にすぎない、下り坂や急な状況では叫ぶ
-- 止まるor減速する
--- 手の平を後ろに向ける 体の横と真後ろに出すかはケースバイケース
--- 「ブレーキ」などと叫ぶ
-- 道路上の落下物や、段差、穴など
--- 下を指差す
--- 「した!」などと叫ぶ
-- 路駐や障害物の場合
--- 右に寄れ、左に寄れ
-- 曲がる方向を指す
--- 右を指差す 左を指差す
他にも、減速や道が狭くなって1列になれとか、細かいものはいくつかあるが、意思を伝えるというのが大事。
これ以外によく使って大事だなーと思うのは、峠の下りで、前方から車が来た場合。「くるまー!」「たいこうー(対向)」などとでかい声で後続の人のために叫ぶ。
疲れてくると、目線が下がり、周りの状況が見えにくくなります。その状態で、前の人が手信号を出しただけだと、気付かずに追突。なんてことが起こります。
疲れてきている時や、レースなど知らない人と走る時ほど、声を出すのが大事だと思います。
***集団で走る上で大事なこと
- まっすぐはしる
-- 手信号やボトルを取る時に片手運転になるのでその時にふらつかないように
- 急な加速・減速をしない
-- 先頭に出るとがんばりすぎたりとかしないように
-- ローテーションが中切れして追いつくために加速して、追いついてブレーキとか最悪w(よくやってました・・)
- カーブで走行ラインを守る
-- アウト・イン・アウトとかすると、インに居る人の走行ラインをなくしてぶつかっちゃう
-- 400mトラックとかの白線とかを思い出して、その位置をキープして曲がるのが大事
同じ速度で走るというのが結構難しいです。人の後ろにいると負荷でそのまま先頭に立つと、風の抵抗があるので、減速してしまいます。速度を保つためには少しがんばらなければなりません。しかし、がんばりすぎるとスピードが上がって加速してしまいます。
ゆるい登り下りがあるとさらに難しく、登りはスピードは落ちても、ペダルをこぐ負荷があまり変わらないような感じにする必要があり、下り坂では、先頭はこぎ続けないと後続の人たちはブレーキをかけなければいけなくなってしまいます。
なれないうちは、スピードメーターなどをちら見して、加速してしまっていないかを確認して感覚をつかむのがいいのではないかと思います。
***ローテーションについて
@ebinさんは、JCRCなどのアマチュアレースでは、先頭交代など無いとしきりに行っていましたがw
レースでも場面によってはあると思います。もちろん綺麗には回らないし、「回そうぜ」なんて声をかけてくる人ほど早く消える法則がありますが。。
ローテーションは、集団で走る時には有効ですし、練習での移動にはいいかと思いますが、今回ほど頻繁な先頭交代が無かったとしても、瞬間的に2列並走になるので、公道では周りの状況や道の広さ・交通量などを考える必要があると思います。
- ローテーションの基本的な考え方
-- 2列の線路がある で、基本は右が本線で 左は下がるライン という感じ
--- 海外事情だと右側通行・左側通行で変わったりする
--- レースでは風向きとかでも変わる
--- でも、日本の公道だと、基本左が下がるライン
- 先頭交代のタイミング
-- 数秒(先頭出てすぐ交代)から、数分引くなどパターンはいろいろ
--- 先頭にいるのが短い方がそれぞれ分担できるので楽
--- プロのレースでは、たとえば逃げを追う場面とかでは、一人ががしがし引くというのもあるらしい
- ラインを移動する時はもう片方のラインの人とホイールの軸が重なるぐらいで動きだすイメージ
-- 先頭から下がるラインに移動は、自分の後輪と、下がる左側ラインの人の前輪が重なるぐらいの位置で動きだす(急に動くのはだめ)
-- 下がるラインから本線に戻る時も、本線の人の後輪と自分の前輪が重なるぐらいの位置で動き始める
--- 動き出しが遅いと集団の後ろにつけずに切れてしまうor追いつくのに無駄な足を使ってしまう
- 追い越す人が踏む?or下がる人が減速する?
-- 基本は本線の人はスピードを変えない
-- 交代した人が下がるラインで、足を少しゆるめて下がっていく
--- 足を完全に止めない
--- ブレーキはもちろんかけない
--- 速度差が大きくなると戻るのが大変になるw
- 集団に戻る位置
-- 決まったメンバーで走っているのであれば、前走者のジャージなり自転車なりを覚えておく
-- レースなどの場合には、手で合図して少し強引でも入るようにしないと、ずるずる後ろまで下がっちゃう
--- しっかり「入りたい」という意思表示はする必要がある
* 練習会後に
一部の人はお腹を減らしに周回へ。その他の人は公園でおしゃべり。その後、20人弱ぐらいの人数で大森のカレー屋さんへ。
解散後になるしまフレンドに寄り、ヘッドのベアリングを交換してもらってきました。ローラーの汗のせいで、錆びちゃってました。コラムのところのねじも交換してもらい、ゴムのキャップをしたけど、次からローラー乗る時にはタオルでもかぶせようかと思います。
他にも、Garmin705のマウント部分が割れてしまっていたのですが、ちょうど在庫があったのでこれもゲット。あと、SIDIの靴のかかとのゴムも減ってしまって気になっていたのでゲット。ただ、こちらは、ネジの頭が削れてしまって古いゴムが外れません。。
靴も買い替えなのかなー?もうちょっと持たせたいところだけど。
[...] This post was mentioned on Twitter by Akira Sekine, グループライド練習会. グループライド練習会 said: 非常に上手く内容がまとまっています。ありがとうございます。RT @maru_cc: グループライド練習 [...]
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